ワット・ポー・イメージ

ワット・ポー・イメージ

ここはバンコクでも最も創建が古いとされる寺院「ワット・ポー」です。
このお寺が有名なのはなんと言っても圧倒的な大きさを誇る涅槃仏があることです。
いまさらながら「涅槃仏」というのは、お釈迦様が亡くなる様子(入滅)を表した仏像のことですね。
この涅槃仏はタイ国内ではあちこちのお寺で見ることができるそうです
ラマ3世によって建立されたというこの涅槃仏は、全長が47m、高さは15mあるといわれています。
その全身は金箔でおおわれて眩く光り輝いています。
その足の裏には、バラモン教の世界観(宇宙観)が緻密な螺鈿(らでん)細工(貝殻による装飾)で108つ描かれています。(「足の裏」ボタンを押してください。)
涅槃寺の台座にはラマ1世の遺骨が納められていそうです。
このお寺はタイで初めての学問所(大学)が開設されたところだそうで、そのカリキュラムと学習方法はというと・・・タイ式医学から占星術・仏教教理・美術まで様々なジャンルに関する権威(有識)者が、自らの知識を柱に刻んで残し、それらを参拝者に訪れた人たちが自由に学ぶ・・・という、一風変わった修学スタイルです。
その学問所の流れを継ぐといわれるタイ式マッサージの学校が今も境内には併設されています。
ここでは一般の参拝者も、気軽に、しかもよそより安い料金でマッサージを受けることができます。
同じく境内には、ヨーガのポーズを示した数体の像が飾られています。(「ヨガ」のボタンを押してください。)
これが結構可愛らしかったり滑稽な格好をしているのですが、なんでも「教材」として利用されていたとか・・・
タイ式マッサージとヨーガ・・・一見脈絡がないようです。
日本でもブームになっている「ヨーガ」は、ご存じのとおり鍛錬した修行者はその複雑なポーズをとることにより心身の癒しを得るわけですが、僕たち凡人にはちょっとやそっとでは真似ができませんよね。
実はそのポーズによって得られる癒しを誰もが享受できるように手助けするのがタイ式マッサージなんですって。
要するにふつうではとれないポーズを強引ともいえる方法でとらせる・・・それがタイ式マッサージなんですね。
だから多少の窮屈や苦痛は我慢しなければならないのです。
涅槃物の裏手の廊下には108つの黒いお椀が並んでいます。
これは何をするものかというと、この中に108枚のサタン(タイの小銭)を一つずつ入れていって、それによって自らの煩悩を振り払うというものです。
涅槃仏の御堂のすぐ近くに見上げるような4基の仏塔(プラーン)が建っています。
これは現チャクリ王朝の歴代4王を祀って建てられたもので、表面には中国製の色鮮やかな陶器でモザイクのように花模様の装飾が施されています。
その装飾によって4基とも色合いが違っていて(緑、黄色、白そして青)とてもきれいです。


バンコクのトップページへ目次と地図へ